「頑張りすぎで疲れる人」と「頑張りすぎない人」の違いとは?!

*頑張り過ぎる人、頑張り過ぎない人の違いとは?

こんにちは。アダルトチルドレンの負の連鎖を断ち切ったカウンセラー

心田真与です。

皆さん、それぞれ自分の目の前の仕事、家事、育児、介護等、

取り組むべき事柄がある時、知らず知らずの内に、

頑張り過ぎてしまって、途中で「もう、無理!!」と

疲れ切ってしまうことってありませんか?

又は、そんな自分の気持ちすら気が付かず、

心や身体が病んできてしまうなんてことを経験したことはないでしょうか?

けれどもそんな経験ばかりの人もいれば、

自然体で頑張っていることを感じさせないように

取り組める人っていますよね?

その違いって、どこからくるものなのでしょうか?

*頑張り過ぎの背景とは?

子供の頃から、頑張ることが良い事

「頑張る自分は良い子」「頑張らない自分はダメな子」

そんな風に思っている人も多いのではないでしょうか?

これは、気が付けば、家庭内(親の価値観)も

学校でもそのような姿勢が美徳とされていた背景も

関係しているでしょう。

もちろん、頑張ること、努力することは、

素晴らしいことですけれど、自分の心の状態に

気が付かない位に頑張り過ぎて、

結局は心身の不調をきたすということになっては、

幸せな人生とは言えませんよね?

*頑張り過ぎて自分が疲れ果ててしまう人、自然体で頑張りすぎない人の違いはどこからくるのでしょうか?

それは、やはり、自分の育った環境、

一番は子供の頃の親との関係の中で作ってしまった

不自由な心の思い込みによるものなんですね。

自分が壊れそうになるまで、頑張ってしまうのは、

そうしないと、「自分を認めてもらえない」

「頑張る自分じゃないと価値がない」

というような思い込みがあるからなんですね。

親との関係性の中で、褒めてもらうことが無かった。

又は、何かができる自分じゃないと、認めてもらえなかった。

条件付きの愛され方をしていると、子供は親から褒められ、

認めてもらいたい一心で、一生懸命頑張るのですね。

そして無意識の内に「頑張らない私は、価値がない」

という思い込みを作ってしまうのです。

*「頑張り過ぎ」VS「自然体で頑張りすぎない」の実例

私の知人の例ですが。。

ご夫婦でこの、「頑張り過ぎ」VS「「肩の力抜いて頑張り過ぎない」

の対照的なカップルがいらっしゃるので、ご本人の了承を得て、ご紹介しますね♪

奥様は、厳しい両親に育てられ、褒められることが少なく、

何かができたときだけ、褒められていた。

ご両親自身も大変、真面目な努力家で、

「頑張る事、努力する事」が何より大切!といった環境で育ちました。

ご主人様は、どちらかといえば、

ご両親からあれこれ言われることなく、

自由にのびのびと育ったタイプだそうです。

このご夫婦の場合は、奥様が非常に頑張り過ぎのタイプで、

家事、育児も完璧に頑張ろうとして

時々、体調を崩されてしまうことがありました。

ある程度は手抜きをして、自分の身体を休めることを

してもよさそうなのですが、それができない方だったようです。

反対に、ご主人は、そんな奥様を見て、

「どうしてそこまでするのか?」が理解できないと言われています。

ご主人は、不自由な思い込みが無かったので、

頑張る時には頑張るけれど、息抜きも上手ですから、

自然体で、ストレスをためることもなかったようです。

このように、自分が置かれていた環境によって、

自分自身が作ってしまった不自由な思い込みが

人生において、悪影響を及ぼすことになるのですね。

*まとめ

頑張り過ぎてしまうタイプの方は、

意識的に、自分に休息の機会を作ってくださいね♪

少し疲れたな~と感じたら、ちょっとリラックスをして、

心が休まる時間を取る。

緊急性のない用事や仕事であれば、体調を見ながら、

「後回しにしてもいいや~♪」というゆとりを

ご自身に与えてあげてほしいと思います。

ご自身で、意識して改善できる場合は、問題ありませんが、

なかなか、不自由な思い込みが強く

自分一人ではこの生きづらさを解決できそうもない時は、

是非、専門カウンセラーにご相談下さいね。

同じような悩みを克服したカウンセラーが

あなたに合ったカウンセリングをご提供させて頂きます。