【アダルトチルドレン】苦しい子育てになりがちな、その理由とは??

*アダルトチルドレン(以下AC)/子育てが辛くて苦しいと感じていませんか?

こんにちは。毒親育ち、アダルトチルドレンの負の連鎖を断ち切ったカウンセラー心田真与です。

今回の記事は、私自身の回顧録を元にACの子育てについて、お伝えしたいと思います。

初めての子育ては、誰もが期待と不安で、余裕なく過ごしてしまうものですが、特に、ACが親となり、子育てする場合には、
「可愛いはずの子供に辛く当たってしまう」
「自分の感情が抑えられない」など、自身の心が辛くなるような場面に遭遇することが、多いのではないでしょうか?

自分がACだという自覚がある場合は、まだしも、自覚がない場合は、「なぜ、自分はこんな風に子供に接してしまうんだろう」と、自分が好まない対応を、自らがしてしまい、そんな自分を責め、誰かに助けを求めることもできず、孤独で辛くなることがありませんか?

そして、繰り返してしまう自分の行動は、自分が親からされて、とても嫌だった事だと、気づくきっかけにもなるでしょう。

又、自分がやってしまっていることが辛くなり悩み、そこで初めて、自分がACかもしれないと気づくこともあるのではないでしょうか?

なぜ、ACが親になり、子育てをする際に辛いこと、苦しいことが多くなるのでしょうか?

*その理由は…。親自身の幼少期の心が傷ついたままで、癒されていないからです。

ACは、幼少期に、親からの愛情を受けられなかった環境で育つことが多いです。又、逆に過保護で、過干渉だったりして、子供が自分らしさを発揮しずらかったりすることもあります。

満たされない心を抱えたまま大人になり、今度は自分が愛情を与える立場となっても、

満たされていない心から、愛情を引き出すのは、なかなか難しいことですよね。

*愛されて安心の「心の基地」ができていない

ACの幼少期は、本来安心してゆっくりくつろげる環境であるはずの家庭で、言いたい事が言えなかったり、愛情を受け取る事ができず、さまざまな不安を感じたり、自分を認めてもらえない悲しさを味わったりすることが多々あります。

虐待やネグレクトなどは、もちろんですが、暴力などなく、一見、普通に、円満そうに見える家庭でも、上記のように「親から過剰な期待をうけ、ほめられることがない」とか「無関心でなかなか向き合ってもらえない」

「なんでも口出しして先に親が決めてしまう」などの状態で、心が満たされずに成長してしまいます。

つまり愛されて安心、という心の基地がしっかりできていないのですから、あなた自身が悪いという訳では、ないのですよ。

*自分が親にされて嫌だったことを繰返す

以下は、恥ずかしながらの私の体験例ですが、ACの親が子供に対して、やってしまいがちな行動です。

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・こうあるべき、こうしなければという世間体を最重要視して、自分の意見を押付け、子供の気持ちや考えに耳を傾けない

・自分の感情のコントロールができず、ヒステリックに子供を怒鳴ってしまう。

・自分の考えや想いで、子供をコントロールしようとする

・いけないとわかっていても、手を出してしまう

・さんざん子供を叱ったあとに、激しい自責の念にかられ、落ち込む

・子供の動向へ干渉しがちだったり、不安を感じやすい

・子供の事で、誰かに相談したり、助けを求めたりができず孤独を感じる

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まだまだ、列記できない程のことがありますが、まさに、自分が子供の頃に体験し、嫌だった事を

そのままそっくり、自分の子供に対して行ってしまうのでした。これは結構、自己嫌悪になり、辛いことですよね。

*AC/子育ての苦悩からの脱却方法は、自分が自分自身を癒していくこと!!

私の場合は、自分がACだと気づかずに、毎回、自責の念にかられた子育てを行っていましたが、

もし、今まだ、子育ての渦中にある方がこの記事をご覧になられていたら、まずは、ご自身の心のケアを最優先にしていただきたいと思います。そして、ご自身を責めないようにして下さいね。

なりたくない親の姿になってしまうのは、あなた自身が悪いからではないことをご理解くださいね。

なぜならば、あなたのこうした土台が作られてしまったのは、幼少期の親との関係性によるもので、子供の頃のあなたでは、どうしようもできなかった事だからですよ。ですから、まずは、ご自身を癒すことから、始めてくださいね。

親から、言ってほしかった言葉を自分へ声かけてあげてみてください♪

そして、親にされたかったこと、例えば、抱きしめてほしかったのであれば、自分自身に手をまわして、しっかりと抱きしめてみてあげてくださいね。

そうすると、自分の心の奥から、なにか溢れてくる気持ちがあると思いますよ。

誰のせいということではなく、苦しかった環境に置かれた自分の子供の頃の心が癒されていけば、自然に、子供に対しての接し方も変わっていきますよ。

私も長年、ACの生きづらさを抱え、悩んできて、カウンセリングにて、自分自身へ愛を注ぐことを知り、繰返し、行ってきました。その結果、自分で自分のことを少しずつ受入れ、認められるようになり、今では生きづらさから解放され、とても楽に生きることができるようになりましたよ。

ご自身で、自分の癒し方がわからない、苦しい心を打ち明けたいと思われる方は、ぜひ、下記までご相談くださいね。⇓⇓⇓