*自分の感情を抑えることができずに困ってしまうことはありませんか?
家庭や職場、学校などで、人との会話中、相手が発したほんの些細な言葉に、
強く反応して、カッとなって怒りが湧いてきてしまう。
又、言われたことに対して、腹が立って、面と向かって言い返せなくて、
物に八つ当たりしてしまったりということはないでしょうか?
そして、怒りが静まった後に、
「なんで、こんなことで怒ってしまうんだろう」などと、
自分で感情を抑えられないことへ、自己嫌悪になったりすることはありませんか?
こんにちは。アダルトチルドレン負の連鎖を断ち切った、
いのち輝かすカウンセラーの心田真与です。
昔の私は、こういった場面がよくありました。
特に気を許せる身内に対しては、感情の爆発が抑えきれなかったりして、
自分自身を持て余し、自己嫌悪の連続で、疲れていましたね~。
*「感情のコントロールができない」お悩みの解決法は、
幼少期の自分に目を向け、傷ついた心に気づき、癒すことです。
自分の感情コントロールができない原因は、幼少期の自分と親との関係性の中にあります。
大人になった自分は、忘れてしまっていることもあるかもしれませんが、
ゆっくりと思い出してみると、「あの時は、悲しかったな~」
「なんで怒られたんだろう?」などという事が、蘇ってくるかもしれません。
そして、傷ついた心があったことに気づいたならば、
そこから、大人になったあなた自身が、幼少期の自分を癒していくといいのですよ。
*なぜ?幼少期の自分に目を向けるの?
幼少期は、親に見捨てられては生きていけない弱い立場です。
ですから、親に対して、理不尽な対応をされても、親に嫌われないようにしようと、
無意識に、一生懸命、自分の身を守る行動をとるのですね。
本当は「辛かった、悲しかった」自分の感情を抑え込んでしまうのです。
そういった事に、気づくだけで、今の自分の感情を抑えられない理由が腑に落ちて、
次のステップに進むことができるのですよ。
*傷ついたままで、大人になると…
ある知人の例ですが、彼女は厳格な家庭環境で育ち、躾にも厳しかった親には、
自分の思ったことや、感情を出すことができなかったそうです。
自分の考えていることを伝えようとしても、すぐに、親から「それは○○だから、だめでしょう」
などと、自分の意見を受け入れてもらうどころか、否定されることばかりだったそうです。
子供の事ですから、時に、泣きわめいて感情を出したいこともあったと思うのですが、
そんな場面でも、親は、「みっともないから、やめなさい!」と、
子供の心に寄り添うことなく、体裁を重視されていたようです。
そんな、幼少期を経た、彼女の大人の場面では、こんなことが起きていました。
職場では、上司や同僚の言葉に、必要以上に傷ついたり、怒りが湧いたりしていて
人間関係にとても、疲れるようになっていたそうです。
又、結婚後の家庭内では、旦那さんやお子さんに対して、
自分の気分を害することがあると、激高してしまい、
自分でもそれを抑えることができなくて、困っている、というような事例があります。
*「自分はなぜ、感情をコントロールできないんだろう」と、悩んでいる方へ
まずは、自分の幼少期に少し目を向けて、親とのやりとりで、怒りや寂しさ、悲しさなどを
感じていたことがなかったか?見てみるといいですよ。
そのうえで、「私は、こんなに腹がたっていたんだな~」と理解したら、
今度は傷ついていた自分の心を自分で優しく癒してあげるといいですよ。
これは、大人になったあなたが、傷ついていた子供の頃の自分を癒すということです。
そうすることで、次第に感情のコントロールを意識しなくても、
落ち着いてくるようになりますよ。
又、怒りの感情は、悪い感情ではないということも知っておいてくださいね。
怒りの感情の下には、悲しみなどの本当の感情が隠れており、それは、自分を守るための大切な
防衛本能なのですから・・・。
どうやって、傷ついていた自分の心を癒したらいいのか?わからない時は、専門のカウンセラーへ
ご相談されることをお勧めいたします。
今まで、ずっと苦しい期間を長らく続けていらっしゃるのならば、カウンセラーのサポートを借りて、短期間で改善する道がある事をお忘れにならないように・・・